雪国の家が寒い原因は?寒さ対策の方法6つを解説 | 山形でセミオーダー住宅・注文住宅を建てるならユニテハウス山形

雪国の家が寒い原因は?寒さ対策の方法6つを解説

この記事では、雪国の寒い家を改善したい人や雪国で家を建てる際の寒さ対策を検討している人へ向けて、以下の内容で解説します。

・雪国の家が寒い原因

・雪国の家の寒さ対策

雪国は降雪・積雪量ともに多い地域で、冬の寒さが厳しいため家の寒さ対策は必須と言えます。
雪国で生活している方も、これから雪国に住む方も取り入れられる対策を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

雪国の定義とは

雪国とは、降雪・積雪量が多い地域のことで、豪雪地帯とも呼ばれます。雪国の明確な定義はないものの、日本では国土交通省の指定基準により以下の地域が豪雪地帯として指定されています。

・北海道

・東北(青森、岩手、秋田、山形)

・北陸(新潟、富山、石川、福井)

・中国地方(鳥取)

上記の地域では、冬になると除雪作業が毎日の日課になるほど雪が積もり、除雪作業にまつわる事故が問題視されています。最近では雪対策ができる屋根を設置する家が増えています。

雪国の家は特に寒い!
体の芯から伝わる寒さの原因3つ

次に、雪国の家が特に寒い原因について解説します。

窓や隙間から冷気が入る

寒い家は、窓やドアなどの建物の隙間から冷気が入ってきやすいです。どんなに締め切っていても、窓のサッシについているパッキンが老朽化していると密閉度が下がり、冷気が入り込んできます。さらに、暖気は寒気より体積が大きいことから外へ逃げやすいため、住宅設備で対策をしていないと家が寒くなりがちです。

コールドドラフト現象が起きている

コールドドラフト現象とは、暖房などで温まった室内の空気が、冷たい窓に触れることで冷えて床に流れ込んでくる現象です。暖房をつけていても寒いと感じる・隙間風が入っているように感じるのは、コールドドラフト現象が起きている場合があります。冷たい空気が床を伝って流れてくると、実際の室温より体感温度が低く感じてしまうため、カーテンや隙間シートなどで対策をしましょう。

壁や窓が薄い

壁や窓の薄さも家が冷える原因の一つです。壁はコンクリート作りだと冷えやすいほか、築年数の経った家では十分に断熱材が使用されていない場合もあります。また、窓が薄いと冷たい外気が窓から室内へ伝わりやすく、温められた室内の空気が冷えてしまいます。窓を二重窓にするなどの対策が必要です。

雪国の家の寒さ対策6つ

最後に、雪国の家の寒さ対策を解説します。
現状取り入れられそうなものがあれば、ぜひ活用してみてくださいね。

断熱効果のある壁紙を活用する

雪国の家の寒さ対策の一つとして、断熱効果のある壁紙を使用する方法があります。断熱効果のある壁紙は、「断熱シート」や「壁紙シール」という名前で多く販売されています。一般的に壁紙を貼る簡易的なものが多く、大掛かりな工事が必要ないため、断熱設備として簡単に取り入れることができます。

インナーサッシを設置する

窓が寒さの要因の場合、インナーサッシを設置することで効果的に寒さ対策を行えます。単板ガラスの場合、施工後でもインナーサッシを設置が可能です。内窓を追加するだけで外気の侵入・影響を防げるため、効果的に室内の温度を保つことが可能です。また、複層ガラスに変更するよりも費用を安くできる点で手軽に取り入れることができます。

隙間テープやパネルボードを使用する

雪国の家では外気の影響が大きいため、隙間テープやパネルボードの活用がおすすめです。隙間テープは伸縮性のあるスポンジにテープがついているので、サッシに取り付けることで窓から外気が入ってくるのを防げます。さらに、玄関や浴室の窓のようにカーテンができない箇所には、立て掛けると外気を遮断できるパネルボードを置くだけで、隙間風を対策できますよ。

厚手のカーペットを敷く

床の冷えが気になる場合、厚手のカーペットを敷くと床から伝わる冷たさを緩和できます。カーペットの厚みがあるほど床の冷えが伝わりにくいですが、厚みがあると洗濯が難しい点がデメリットです。そのため、カーペットを二重にする・断熱シートをカーペットの下に敷くなど、枚数で工夫すると効果的です。

暖房器具を効果的に組み合わせる

雪国の家で重宝するのが暖房器具です。暖房器具は、外の気温や家の構造・寒さの原因によって取り入れると効果的に家を温められます。雪国では外気温が氷点下になることが多いため、凍結対策が施されている寒冷地用エアコンを選ぶと安心です。さらに、一般的なエアコンと比べて出力も高いためしっかりと家を温めることができます。

高断熱・高気密な家にする

家全体の冷え対策には、高断熱で高気密な家づくりが必須です。高断熱・高気密な住宅をこれから建てる人は、施工会社の実績などから信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の施工会社にパンフレットや見積もりをお願いすると、施工会社の特徴がより明確になるので選びやすくなります。

まとめ

雪国の家は外気の影響から家全体が冷えやすいため、寒さの原因から効果的な対策を検討する必要があります。特に、窓や床は寒さが伝わりやすいことから、隙間テープや断熱シートを活用するのがおすすめです。また、断熱効果のある壁紙やインナーサッシの設置は、大掛かりな工事が必要ないため手軽に取り入れやすいです。

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