それは「どんな風に暮らしていきたいか」です。
実際にお客様とどんな家にしていくか、お話をお伺いさせていただくときに
「カフェ風スタイルのキッチンにしたい」「リビングは広くしたい」「中庭がほしい」
と言ったご意見がほとんど。
でも、その前にまず考えてほしいことがあります。
それが「どんな風に暮らしていきたいか」。
ユニテハウスでは必ずお客様に質問させていただき、ライフスタイルについて詳しくヒアリングさせていただいています。
旦那様の帰ってくる時間帯や休日の家での過ごし方、
奥様の家での行動、お子様がこれから成長するにつれどう変わっていくか…
施主様ごとに、それぞれのご家庭にストーリーがあって、
そのストーリーを元にしたプランはそのご家族だけの特別なものです。
「どんな風に暮らしていきたいか」を考えることで
自分たちがどんな家に住みたいのかがわかってきますし、家づくりも楽しくなります!
モデルハウスに行かなきゃ、住宅展示場に行かなきゃと焦って行動をおこしてしまうと、中々思い通りに進まず家づくりがストレスになってしまうこともあります。そうならないためにも、まずは落ち着いて、一歩踏み込んで自分たちの理想の暮らしを考えみることが大切です。
そこで今回は、理想の暮らしに近づけるためのポイントを少しだけご紹介します。このポイントがこれから家づくりをされる方にとっての参考になればうれしいです。
家族の行動を客観的に把握する。
家族が家にいる時間を把握すると、家づくりのポイントが見えてきます。例えば、平日は日中家にいない。週末は家族で過ごすことが多いのであれば、リビングの居心地はとても重要になってきます。共働きのご夫婦であれば、家事動線の効率を考慮した間取りなど。家族のスケジュールを書き出すことで、家での過ごし方を可視化することができます。
家族の1日のスケジュール、行動パターンを書き出して把握することができたら、家の中で習慣化しているパターンも考えてみましょう。旦那さまは帰宅後、すぐに部屋着に着替えて、リビングへ行く。という習慣があれば、行動に沿って部屋があれば快適です。
どんな家で、どんな暮らしがしたいのか
家を購入する動機でよく聞くのが「家賃を払うなら、住宅ローンを払った方が資産価値になるのでいい」という発想です。確かに、これも間違いではありません。しかし、経済的メリットを最優先して家を建ててしまうと、ローンを支払うために働くことだけが主役になります。そうなると、月々の返済が苦痛になり、ローンを返済するために、生活をしていかなければならなくなります。
そうならないためにどうしたらいいのか?
ご家族で理想の暮らし方についてしっかりと向き合ってください。家づくりをするタイミングこそ、改めて向き合えるチャンスでもあります。そして、これから建てる家で、どんな暮らし方がしたいのか、どんな家を建てたいのかを考えてみてください。
家を建てるからには、好きな家に住んでいただきたいと思います。デザインやインテリアが好みだからということもありますが、それ以上にご家族みんなが幸せで”住む人にとって最高の家”であることが大切です。
将来のこともしっかりと見据える
家は何十年も暮らすもの。だからこそ、ご家族の将来を考えることはとても重要なことです。自分もお子様も年を重ねていきます。大まかでもいいので、家族のライフプランを考えてみて下さい。そうすることで、長期的にみても快適さを保てる家になります。
お子様がいるご家庭であれば、子供部屋が必要になっていきます。同時に、必要な時期が限られている部屋でもあります。将来的に活用方法を考えておくだけでも有効的に使えるようになるのです。
一生に一度の大切な家づくりです。まずはご家族としっかりと向き合いってください。少々面倒なこともあります。でもこれをしっかりとすることで、本当に望む家を持つことができます。
最後に
家を建てようと思われた動機にはさまざまな理由があると思いますが、どなたにも共通して言えることがあります。それは、「家を買う」という意識を捨てていただきたいということです。
「家を買う」という表現は、お金を払って手に入れるという意味を持ちます。それに対して「家を建てる」はお客さまの暮らし方、家族の形態、どのような形にしたら快適に暮らしていただけるのかをハウスメーカーと二人三脚で工夫しながらつくり上げていくことを意味します。
家は人生で最大の買い物です。所有してしまうことで満足してしまうのは、とてももったいないこと。そこでどんな楽しいことを共有したいのか、10年後、20年後も今と変わらぬ気持ちで愛着を持てる家なのか。ご家族で理想の暮らしをとことん話あってください。そして、自分の想い、家族の想いを建てる気持ちで家づくりをしていただきたいと思います。 ユニテハウスは家づくりの大変さも楽しさも知っているからこそ、家を建てたい、そう思っているご家族の力になりたいという想いで家づくりに取り組んでいます。今抱えてる不安や悩み、どんなことでも私たちに相談してくださいね。