住んでわかったマンションのメリット・デメリット | 山形でセミオーダー住宅・注文住宅を建てるならユニテハウス山形

住んでわかったマンションのメリット・デメリット

「マンション」か「戸建て」か。住まいを選択する上で多くの人が考える問いですよね。

当然ながら、マンションにも戸建てにも、それぞれメリット・デメリットがあります。それを比較検討した上で、各ご家庭が重視したいこと・譲れないことは何かを考えると、どちらが自分たちのライフスタイルに合っているかが見えてくるのではないでしょうか。

この記事では、記者が実際に居住してわかったマンションのメリット・デメリットについて、ご紹介します。

マンションのメリット

セキュリティが高い

最近のマンションは共用玄関がオートロック完備であることがほとんどで、見ず知らずの人が勝手に自宅玄関口までやってくることはありません。
カメラ付きインターホンで自宅の中から訪問者を確認した上で共用玄関を開けます。
そのため、空き巣はもちろん、勧誘やストーカーなどの不審者の侵入を阻止できる点で安心感があります。
加えて、共用エレベーターや共用玄関部分に防犯カメラが設置されているマンションも多く、犯罪の抑止力となります。
以上のように、セキュリティを高める様々な設備が整っている点はマンションの大きな魅力と言えます。

維持管理の手間が少ない

マンションの共用部分は管理会社が維持管理してくれるため、自ら清掃・保繕する必要はありません。
また、最近では24時間ゴミ出しができるマンションが多いため、ゴミの日まで待つ必要がないのも大変便利です。
毎月の管理費の支払いは必要ですが、忙しい共働きの家庭などにとっては維持管理の負担が少ないことは重要なポイントです。

ワンフロアで完結する

メゾネットタイプでない限り、マンションの多くはワンフロアのため、別の階に行ったり戻ってきたりする手間がありません。
高齢の方や小さいお子さんが家族にいる場合は、バリアフリーで階段からの転落の危険がないこともメリットと言えるでしょう。

眺望が期待できる(特に高層マンションの場合)

自宅からの眺望を求める場合にはマンション(特に高層)は有力な選択肢となります。
実際に、富士山やスカイツリー、花火、夜景などが自宅から眺められることを売りにしているマンション物件を見かけたことがあるのではないでしょうか。
また、高層ではなくとも、周囲の建物よりも高い位置にある階に居住すれば、別の家庭と目線の高さが合ってしまうことを避けられます。

マンションのデメリット

騒音問題

マンションのリスクとして一番に挙げられるのが音の問題です。
上下左右の家庭から家電や楽器の音、走り回る子供の声・振動が聞こえてくる可能性があることは考えておきましょう。
また逆に、自分の家庭から出る音にも気を遣わねばなりません。
例えば小さい子供がいるのであれば、近隣住民とのトラブル防止のために防音マットを敷くなどの配慮が必要でしょう。
マンションによっては、「何時以降は洗濯乾燥機の使用禁止」などとルールを定めているところもありますのでチェックが必要です。

間取りに融通が利きづらい

マンションは既に間取りが決められた状態のため、各家庭の事情に合わせてカスタマイズすることは難しいと言えます。
「キッチンは理想通りだけどリビングがもう少し広かったらいいのに…」など、完全に満足いく間取りのマンションに出会うことは難しいかもしれません。

庭がない

マンションは自分の庭を保有することはできません。
バルコニーがあれば、そこで家庭菜園程度を楽しむことはできるかもしれませんが、バーベキューほどの大掛かりなことは難しいでしょう。

災害時の避難に時間がかかる(特に高層マンションの場合)

万が一の時のことも考えてみましょう。
例えば大きな地震に見舞われた時、避難はエレベーターではなく階段を使用することが基本です。そのため、居住階が高層であればあるほど、避難に時間がかかります。
家族に高齢の方や小さい子供がいる場合には特に大変になります。

まとめ

以上、マンションのメリット・デメリットについてご紹介しました。
戸建てのメリット・デメリットとあわせて見ていただき、各ご家庭のライフスタイルにとって最適な住まいを考えるヒントにしていただければと思います。