家づくりのプロが教える!素敵な階段選びとデザインポイント | 山形でセミオーダー住宅・注文住宅を建てるならユニテハウス山形

家づくりのプロが教える!素敵な階段選びとデザインポイント


家づくりの際には、間取りやデザインだけでなく、階段の選び方も大変重要です。階段は毎日使用するものであり、家族や来客の安全性や使い勝手を考慮しなければなりません。今回は、注文住宅の階段の重要性やデザインポイント、おしゃれな見た目について詳しく解説していきます。ぜひ、家づくりの参考にしてください。

注文住宅の階段の重要性


注文住宅を建てる際には、階段の設計も重要なポイントです。階段は日常生活に大きく影響する要素であり、見た目だけでなく機能性も重要です。


階段の機能性

階段は家族や来客が毎日利用するため、安全性や使いやすさが求められます。階段を設置する場所やデザインは、家族構成や生活スタイルを考慮しながら最適なものを選ぶ必要があります。


階段のデザイン性

階段は住宅のデザインにも大きな影響を与えます。注文住宅は自由度が高いため、素材や形状を工夫することで、個性的な階段を実現することができます。階段は空間に立体感を与えるアクセントとなり、インテリアの一部としても重要な役割を果たします。


階段の位置の重要性

階段の位置は家の間取りや生活動線にも大きな影響を与えます。玄関からすぐに上がれるようにするか、リビングなどの中心に設置するかなど、生活スタイルや理想の間取りを考慮しながら位置を検討する必要があります。


階段デザインのポイントとおしゃれな見た目


階段のデザインには、おしゃれで魅力的な見た目を実現するためのポイントがあります。


デザインの統一性を考慮する

階段のデザインは、住宅全体の雰囲気やスタイルと統一性を持っていることが重要です。例えば、モダンなインテリアにはシンプルでスタイリッシュな階段が似合いますし、ナチュラルテイストの住宅には木の温もりを感じさせる階段が適しています。デザインの統一性に注意することで、住宅全体の一体感や美しさを引き立てることができます。


素材の選択にこだわる

階段の素材は、見た目だけでなく耐久性や使い勝手にも影響を与えます。おしゃれな見た目を実現するためには、素材の選択にこだわりが必要です。自然素材の木材や石材は、温かみや風合いがあり、おしゃれな雰囲気を演出します。また、メタル素材やガラス素材は、モダンでスタイリッシュな印象を与えることができます。素材の選択によって、階段のデザインに個性や特徴を加えることができます。


照明の工夫で雰囲気を演出する

階段周辺の照明の工夫も、階段のデザインにおしゃれな雰囲気を与える要素となります。照明の色や明るさ、配置によって、階段全体の印象が大きく変わります。間接照明を使用することで、柔らかな光を演出し、階段全体を美しく包み込むことができます。また、階段の手すりや踏み板に照明を取り付けることで、独創的なアクセントをつけることもできます。


空間の有効活用に工夫する

階段は空間の有効活用にも工夫ができます。階段下のスペースを収納スペースやワークスペースとして活用することで、家の中の無駄なスペースを有効利用することができます。また、壁面を収納やディスプレイスペースとして活用することもおしゃれなデザインの一つです。階段の周辺のスペースを無駄にせず、機能的かつ美しいデザインを実現しましょう。


色彩の組み合わせで個性を演出する

階段の色彩の組み合わせによっても、個性的でおしゃれな雰囲気を演出することができます。明るい色合いの壁と相性の良い地味な色の階段を組み合わせることで、壁の存在感を引き立てることができます。また、階段の踏み板や手すりにアクセントカラーを取り入れることで、階段全体の印象を大きく変化させることができます。色彩の組み合わせによって、オリジナリティや個性を表現しましょう。


代表的な階段の種類とメリット・デメリット


注文住宅を建てる際には、階段の種類は重要な要素です。ここでは、代表的な3つの階段の種類とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。


直線階段

直線階段は最もスタンダードな形状の階段です。一直線に上がっていくタイプであり、設置がしやすく、必要な面積も狭くて済みます。また、長方形の敷地に設置すると、壁に沿って長くスペースを取ることができ、階段下のスペースを有効活用することもできます。ただし、勾配が急な場合があるため、転倒しやすくなります。特に小さな子供や高齢者がいる場合は注意が必要です。


折れ階段

折れ階段は、階段の途中でL字型に折れ曲がっている階段です。折れた部分が踊り場となっているため、上の方で転倒しても踊り場で止まることができます。そのため、安全性が高いと言えます。ただし、踊り場があるために必要な面積が広くなります。


折り返し階段

折り返し階段は、U字型に折り返す階段です。踊り場が折れ階段よりも広いため、休憩スペースとして利用することができます。また、勾配もゆるやかなため、安全性が高いと言えます。しかし、踊り場が広いために必要な面積が増え、建築コストも高くなることがデメリットです。


安全で使いやすい階段の選び方


家族の安全と快適な生活のために、階段の選び方には慎重に考える必要があります。以下に、安全で使いやすい階段を選ぶためのポイントを紹介します。


踏み板の面積と安定性

・踏み板は、足を踏みしめるためのスペースのことです。
・建築基準法では、踏み板の奥行きは15センチ以上とされています。
・広めの踏み板を選ぶことで、安定感を確保することが重要です。


蹴上げの高さ

・蹴上げとは、階段の一段の高さを指します。
・建築基準法では、蹴上げの高さは23センチ以下であることが定められています。
・小さな子どもや高齢者の利用を考慮し、適切な蹴上げの高さを選ぶことが重要です。


手すりの設置

・手すりは、階段の安全性を高めるために必要です。
・高齢者や子ども、ペットなど、家族全員が安心して利用できるように設置しましょう。
・手すりの形状や高さは、家族の身長や利用者の特性に合わせて考える必要があります。


照明の設置

・階段には、夜間の安全のために照明を設置しましょう。
・省エネなLED照明を使用することで、階段全体を明るく照らすことができます。
・昇降時に安心して移動できるように、明るさに気を配りましょう。


デザインと安全性のバランス

・階段の選び方では、安全性だけでなくデザインも考慮する必要があります。
・特に子どもや高齢者、ペットのいる家庭では、安全性を重視したデザイン選びが重要です。
・安全性と使いやすさを両立させながら、自分たちの好みも反映させましょう。


リビング階段のメリットとデメリット


リビング階段は、従来の玄関から2階へ直接上がる階段とは異なり、リビングルームを通って2階にアクセスするスタイルです。次は、リビング階段のメリットとデメリットを詳しく説明します。


メリット

①家族が一緒に過ごす機会が増える

・リビング階段はリビングルームにあるため、家族がリビングで一緒に過ごす機会が増えます。
・家族が一緒に過ごすことで、子供の様子や外出頻度を確認することができます。
・家族全員が同じ時間に揃わなくても、リビング階段が家族を引き合わせます。


②リビングスペースが広くなる

・階段スペースをリビングに取り入れることで、広々としたリビングスペースを作ることができます。
・リビング階段を設置することで、壁に本棚を取り付けたり、階段下のスペースを収納スペースとして活用したりすることもできます。


③インテリア性が高く、おしゃれな印象になる

・リビングに階段があることで、オシャレで広々とした空間を演出することができます。
・リビング階段のデザインは多様で、自分好みのオリジナルなデザインを作ることができます。


デメリット

①寒さが気になる

・リビング階段はリビングと2階をつなぐため、温めた空気が2階に逃げてしまい、1階が寒くなることがあります。
・冬場などには、吹き抜け部分の1階と2階の境目に布やビニールを設置するなどの工夫が必要です。
・高い断熱性を持つ家やシーリングファンなどの設備を導入することで、寒さの問題を解消することができます。


②においや汚れ、音が2階に伝わりやすい

・リビング階段はリビングと2階をつなぐため、1階のにおいや音が2階に伝わりやすい場合があります。


まとめ

今回は、注文住宅の階段についての重要性、デザインのポイント、種類、選び方、そしてリビング階段のメリットとデメリットについてご紹介しました。階段は注文住宅において大切な要素であり、家族の安全や快適な生活に影響を与えます。デザインや素材の選択、安全性・使いやすさのバランスなど、様々な要素を考慮しながら最適な階段を選ぶことが重要です。家族のライフスタイルや好み、暖房・断熱の対策などを考慮して、最適な階段を選んでください。

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