夏が恐ろしく暑い!? 家の中の熱対策で快適な夏を過ごそう | 山形でセミオーダー住宅・注文住宅を建てるならユニテハウス山形

夏が恐ろしく暑い!? 家の中の熱対策で快適な夏を過ごそう


夏の暑さは年々厳しさを増しており、家の中でも熱中症に注意が必要です。この夏を乗り切るためには、家の中の熱対策が欠かせません。屋根や壁から入る熱、こもった熱の対策を行い、さらに効率的なエアコン使用によって快適な夏を過ごしましょう。このブログでは、家の中での暑さの原因と対策についてご紹介します。


なぜ夏の家は暑いのか?暑さの3つの原因


夏の家が暑くなる理由は、以下の3つの要素によって引き起こされます。


屋根・壁からの熱放射

夏の間、屋根や壁に当たる日光は熱を吸収し、放出しにくい素材であるコンクリートに蓄積されます。夜になると、このコンクリートから蓄積された熱が放出され、部屋の中が暑くなります。



熱のこもり

家の内部は屋根や壁によって密封されるため、こもった熱が逃げにくく、涼しくなっても家の中に残った熱が外に逃げず、部屋は暑いままになります。また、家電製品から排出される熱も部屋を暑くする要因となります。



熱の侵入がしやすい場所

窓からの熱侵入が全体の73%を占め、特に窓からの熱が最も多くなります。南向きや西向きの部屋では、夕方まで日差しが入るため、部屋が蒸し暑く感じられます。

これらの要素によって、夏の家は室外よりも暑くなるのです。


家の中が暑いと危険な「熱中症」


室内の熱中症に注意

夏に家の中で過ごすことは、熱中症という危険にさらされることを意味します。熱中症は体温を適切に調節できなくなり、体内の熱を効果的に放熱することができない状態です。特に高齢者や体調の優れない方は、暑さに対する適応能力が低いため、熱中症にかかりやすい傾向があります。
家の中での熱中症発生率は屋外よりも高く、特に住居内での発生率は約40%とされています。このため、家の中での暑さ対策は非常に重要です。また、夜間でも熱中症が発生する傾向があるため、夜間の対策にも注意が必要です。室温を28度に保ち、湿度を70%にすることが重要です。
熱中症は重症化すると命にも関わる危険があるため、暑さを我慢することは危険です。家の中は壁や屋根に囲まれているため、暑くなった空気がなかなか逃げられない特性があります。そのため、特に夏場は家の中に熱が入り込まないようにすることが重要です。



室内が熱くなる原因は?

家の中が暑くなる主な原因は、外からの熱が入り込むことです。特に、窓からの日射が気になります。朝日や夕日の窓には注意が必要であり、外付けのブラインドやオーニングを取り付けて日射を遮る工夫が必要です。また、断熱シートや断熱フィルムを利用したり、すだれやブラインドを使用することも有効です。さらに、エアコンの冷気が部屋の底にたまる問題もあります。これを解消するためには、サーキュレーターを使って空気を循環させることが効果的です。エアコンの下に置くと冷たい空気が部屋の上に送られ、温度を均一化することができます。



特に高齢者は注意!

総務省消防庁のデータによると、熱中症のほとんどは65歳以上の高齢者であり、そのほとんどが室内で発生しています。また、熱中症による死者数も増加しています。これは家の中で熱中症が発生する可能性が高いことを示唆しています。
熱中症を予防するためには、家の中の環境を整えることが重要です。外からの熱気の影響を受けにくくする対策を行い、快適な環境を作り出すことが必要です。家の中での暑さ対策をしっかりと行い、安全で快適な夏を過ごしましょう。


夏を快適に過ごすための住まいのアイデア


夏の暑さを快適に過ごすためには、住まいにいくつかの工夫をする必要があります。以下に、夏を快適に過ごすための住まいのアイデアを紹介します。


直射日光を遮る

夏の暑さの一因として、直射日光が部屋に入ることが挙げられます。直射日光を遮るためには、以下の対策が有効です。

①カーテンを閉める
外出する際にはカーテンを閉めることで、部屋に熱が入るのを防ぐことができます。特に遮光カーテンを使用すると、より効果的です。

②すだれやグリーンカーテンを利用する
ベランダがある場合は、すだれやツル性の植物を植えることで、緑のカーテンを作ることができます。これにより外からの熱を遮ることができます。



熱を逃がす

こもった熱を逃がすことも重要です。以下の方法で熱を逃がすことができます。

・外の風を取り入れる
室温よりも外が涼しいときには、部屋の対角線上の窓を開けることで外から涼しい空気を取り入れることができます。また、外に向けて扇風機を回すことで、より効果的に風を取り入れることができます。

・ベランダで打ち水をする
ベランダに水をまくことで、気化熱の効果により周囲の温度を下げることができます。特に、ベランダにエアコンの室外機がある場合は、打ち水によって運転効果を高めることができます。


その他のアイデア

さらに、以下のアイデアで快適な住まいを実現できます。

・扇風機を利用する
扇風機はエアコンよりも電気代を節約することができます。凍らせたペットボトルや氷水を扇風機の前に置くことで、より涼しい風を得ることができます。また、扇風機を天井に向けて使用することで空気を対流させることができ、室温を下げることができます。

・温度を下げる寝具を使用する
冷感素材のシーツやタオルケット、枕などを使用することで、寝苦しい夜でも快適に眠ることができます。

・インテリアや小物で涼しさを演出する
カーテンや小物をブルーやグリーン系に変えることで、涼しげな雰囲気を演出することができます。また、ミントやユーカリ、レモングラスなどの清涼感のあるアロマを活用することで、さらに涼しい空間を作ることができます。

これらのアイデアを取り入れることで、夏の快適な住まいを実現できます。ぜひ試してみてください。


エアコン設置時の効率的な使い方


エアコンを効率的に使用するためには、以下のポイントに留意しましょう。


カーテンを閉める

エアコンを使用する際は、カーテンを閉めることで室内の日光を遮りましょう。特に南側の窓には注意が必要です。直射日光が部屋に入ると室温が上昇しやすくなりますが、カーテンを閉めることで室内の温度を下げることができます。これにより、エアコンの効果を最大限に引き出すことができます。



サーキュレーターや扇風機を活用する

エアコンの冷たい空気は下に溜まりやすいため、サーキュレーターや扇風機を使用して室内の空気を均一にしましょう。空気の循環により冷気を効果的に利用することができます。サーキュレーターや扇風機はエアコンとは反対側に設置し、風の向きや角度を調整すると効果的です。



自動運転モードを活用する

エアコンの温度設定は自動運転モードを利用しましょう。自動運転モードは、省エネ効果と冷房効果が最大限になる設定です。自分で温度を設定するよりも効率的に冷房を行うことができるため、電気代の節約にもつながります。



フィルターの定期的な掃除をする

エアコンのフィルターは汚れが溜まると効果が低下します。定期的なフィルターの掃除はエアコンを効率的に使用するために重要です。フィルターは取り外し可能なので、掃除する際にはしっかりと汚れを落としましょう。また、長年使用しているエアコンは省エネ効果の高い最新機種への買い替えも検討してみる価値があります。

エアコンを効率的に使うことで、快適な室内環境を実現するだけでなく、電気代の節約も可能です。以上のポイントを参考にして、エアコンを効果的に活用しましょう。


新築時に取り入れたい「涼しい家」づくりのポイント


夏の暑さを快適に過ごすためには、新築時に以下のポイントを考慮し、「涼しい家」を建てることがおすすめです。


断熱性能を向上させる

家の断熱性能を高めることが重要です。壁や天井に断熱材を充填することで、熱の逃げを防ぎます。また、高断熱性能のサッシを窓などに使用することで、冷暖房効果を高めることができます。屋根材にも断熱材を使用することで、室内の熱を外部に逃がさないようにしましょう。



日射遮蔽を意識する

日差しを遮ることで、室内の温度上昇を軽減することができます。日当たりの良い窓には、日除けとしてシェードやオーニングを取り付けることができます。また外壁には、日射反射率の高い仕様を選ぶと効果的です。熱線反射ガラスなど、日射侵入率の低いガラスを使用することもおすすめです。



湿度調整と十分な換気

適切な湿度管理により、快適な体感温度を保つことができます。24時間換気システムや除湿機を使用して、室内の湿度を適切に調整しましょう。



外断熱二重通気構造で熱気を排出する

外断熱二重通気構造を採用することで、室温上昇を防ぐことができます。外気を取り入れるために床下にダンパーを設け、小屋裏から排気する仕組みを作ると効果的です。



シーリングファンで体感温度を下げる

シーリングファンを使用すると、室内の空気の対流が促進され、体感温度を下げることができます。



全館空調を導入する

全館空調システムを使用することで、家全体の温度を均一に保つことができます。太陽光発電システムと組み合わせることで、自然エネルギーを活用することもできます。

これらのポイントを考慮することで、新築の際には快適な「涼しい家」を実現することができます。夏の暑さを軽減し、快適に過ごすために、ぜひこれらの工夫を検討してみてください。


まとめ

夏の暑さに悩まされる家は多いですが、適切な対策を講じれば快適な環境を作ることができます。家の中が暑くなる原因を理解し、断熱性能の向上、日射遮蔽、換気、扇風機やエアコンの効率的な使用など、様々な工夫を取り入れることが大切です。新築時にはこれらのポイントを意識して「涼しい家」を設計することで、より快適に過ごすことができるでしょう。これらの対策を意識し、自分に合った方法を試すことで、家での暑さ対策に役立てることができます。

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