この記事では、これから吹き抜けを造る方や、吹き抜けがある家について知りたいという方に向けて以下の内容を解説します。
・吹き抜けがある家のデメリットやメリット
・吹き抜けに設置する照明
吹き抜けに最適な照明の種類を紹介します。これから吹き抜けを造る方や、既に吹き抜けのある家に住んでいる方もぜひご覧ください。
吹き抜けがある家のデメリットは?
はじめに、吹き抜けがある家のデメリットを解説します。
光熱費が高くなる傾向にある
吹き抜けがあると、空調の効率が悪くなりやすいため光熱費が高くなる傾向にあります。特に冬場は部屋が温まりにくいので、電化製品を組み合わせるなど工夫が必要です。また、エアコンは広めの畳数を選ぶことで効果的に使用できますよ。
耐震性が下がりやすい
吹き抜けを造ると、柱や窓の数が影響して耐震性が下がりやすいです。しかし、屋根や床などの基礎部分を強化することでカバーできる場合があります。また、柱や梁を見せる設計にする・耐震等級の基準を考慮することも耐震性の強化に繋がりますよ。
掃除がしにくい
高い位置に窓や照明器具のある吹き抜けは、掃除がしにくいのがデメリットです。吹き抜けの内窓は結露がつきやすいため、大量のカビが発生したり、ほこりによって空気が悪くなる恐れがあります。専用の掃除道具で対応できる場合もありますが、手の届かない部分の作業は危険も伴うため、業者に依頼する選択肢も検討しましょう。
吹き抜けがある家のメリットは?
次に、吹き抜けがある家のメリットを解説します。
冬場でも採光を取り入れやすい
高い位置に窓があると、冬場でも採光を取り入れやすいのがメリットです。間取りに不安がある場合や住宅が密集している・高い建物が多い地域でも日光が入るため、家全体を明るくできます。また、家が明るいと健康にも良いことや、電気代の節約にも繋がるので気分も上がりますね。
開放感がある
吹き抜けによって高さが出るため、開放感を感じられる家を目指せます。土地が狭い場合、間取りに広さを確保しにくいため圧迫感を感じてしまいがちです。しかし、吹き抜けは土地の広さに影響を受けにくいため、狭い土地で開放感のある家にしたい方に向いています。また、吹き抜けがあるだけでトレンド感をプラスできる点も魅力ですね。
風通しが良くなる
高い位置に窓を設置できるため、風通しを良くすることが可能です。暖かい空気は上に流れるため、吹き抜けの窓を開けておくだけで換気がしやすくなります。また、吹き抜けにシーリングファンを設置すれば、空気がより循環できるのでおすすめですよ。特に夏場は、風通しがいいことで室温を快適に保ちやすいので、空調も効果的に使用できます。
吹き抜けに設置する照明は?
最後に、吹き抜けに設置する照明について解説します。気になるものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
ペンダントライト
ペンダントライトとは、吊り下げ式の照明です。吊り下げる長さによって照らし方が異なり、床に近づけるほど明るくなるため、吹き抜けとの相性が良いのが特徴です。3個ほどまとめて設置される場合が多く、デザインも豊富なので選びがいがあります。しかし、アンティーク調のペンダントライトは暗めのものが多い傾向にあるので、明るさが欲しい方は注意しましょう。
スポットライト
ピンポイントで照らしたい場合はスポットライトがおすすめです。全体を明るくすることは難しいものの、他のライトと組み合わせたり、壁をおしゃれに照らしたい時に最適です。スポットライトをおしゃれなメイン照明と組み合わせるなら、シンプルなデザインにすると相性がいいですよ。
ブラケットライト
ブラケットライトは、壁につけるタイプの照明で、ウォールライトとも呼ばれます。主にメイン照明の補助的な役割で使われることが多く、壁付近を照らすのに最適です。種類には、電球がむき出しになっているものやカバーがついているものがあります。デザインが豊富なため、組み合わせるメイン照明に合わせて色や形を選ぶとおしゃれですよ。
ダウンライト
天井に電球が埋め込まれている小型照明がダウンライトです。基本的に天井に埋め込んで使用するタイプのため、天井の高い吹き抜けにメインで使用するのは不向きです。しかし、他の照明やインテリアのデザイン性を邪魔せず組み合わせられます。照らし方に工夫が必要ですが、配置や個数によってはおしゃれに明るさを発揮できますよ。
まとめ
吹き抜けは、光熱費や耐震性を考慮して設計する必要がありますが、採光の取り入れやすさや開放感ある空間の実現に最適です。土地が狭い場合でも採光が取り入れやすいため、間取りや立地の不安を解消することが可能です。また、演出したい雰囲気に合わせて照明を選ぶと、快適性とおしゃれさを兼ね備えた空間を目指せますよ。 ユニテハウスでは、お客様のご状況や予算に合わせた提案をいたします。「まずは話だけでも聞いてみたい」という方でも気軽にお問い合わせ・資料請求ください。
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